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企業文化のe改革―進化するネットビジネス型組織 (Harvard business school press)
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| 発売日: 2001-09 |
| 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 |
| 定価: ¥ 2,625 販売価格: ¥ 2,625 |
| 人気ランキング: 115973位 |
| 発売元: 翔泳社 |
ハーバード大学の看板教授であり、経営研究の権威とされる、ロザベス・モス・カンターによる著書。世界規模で実施された大規模な調査で明らかにしているのは、インターネットがもたらした「デジタルカルチャー」が企業や組織、人に与えた影響である。アメリカのドットコム企業がそのカルチャーをどのように担い、在来型企業がいかにしてカルチャーの受け入れに失敗したかなどを、多くの事例から浮かび上がらせ、そこから経営改革を成功に導く具体的な方法をまとめ上げている。全3部構成の第1部では、デジタルカルチャーの本質に迫っている。まず、イーベイや公立学校の事例を引いて、オンライン上の人々がコミュニティの原理にのっとっている点を指摘。そこでイニシアチブをにぎる若者を活写するなどして、デジタルカルチャーの革新性を浮かび上がらせている。オフライン市場でのトップ企業がオンライン市場に参入したものの、新興のドットコム企業にあっさりと敗北してしまう事例を用いることで、在来企業の文化とデジタルカルチャーがまったく溶けあわないことを指摘している。第2部では、「即興劇」的な戦略、企業間パートナーシップといった、デジタルカルチャーのマネジメント面の特質を挙げ、その成功事例をまとめている。特にIBM、サン・マイクロシステムズ、Amazon.comなどの事例が興味深い。また、職場レベルでのカルチャー構築法もここで論じられている。第3部では、在来型企業に向けて経営改革の手引きを提示している。デジタルカルチャーに合わせた組織変革の方法を、担当者レベルやリーダーのスキル面から紹介している点は注目に値する。ネットバブルははじけたが、デジタルカルチャーに合わせて経営改革を行う必要性は、消えていない。本書はその点で、従来の企業の強みが逆に障壁になり得ること、あるいはデジタルカルチャーが逆にオフラインの人間関係の上にしか成立しないことなど、興味深い点を指摘しており、参考になる。(棚上 勉)
インターネットコミュニティーによる一石二鳥の組織改革
この本は、インターネット企業やワナドット企業がどのような組織を作れば成功するのかを説いた本である。
多くの企業の成功例と失敗例からなるケーススタディーをふんだんに使いながら説明がされていて具体的に理解しやすいようになっている。
要点はインターネットの中で企業がコミュニティー(企業の内外共に)を創らざるを得なくなるようになると、従来の官僚的、階級的な組織では企業内に違った文化ができ、企業内の文化的統合が出来なくなり、企業が一つになれなくなるのだと言う。
別の言い方をすれば、インターネット上で出来るコミュニティーは、階級や官僚ができない文化を形成するので、インターネットにより企業の内外にコミュニティーを形成する場合は、インターネット主導の文化を企業全体が構築する努力をしていかなければ、非効率的な事しか出来ない企業になってしまうとのことである。
今盛んに組織改革などと言われているが、インターネットを会社内の伝達システムとして導入しながら、この本に書いてあることをこなしていけば一石二鳥で効率的な競争力のある組織文化を形成できると感じた。
本の内容は、インターネット文化の重要性と競争力の優位点を説明するだけでなく、如何にドットコムビジネスが業界のメインストリームに行くかということが、目的を中心として即興劇をしながらオフラインとオンラインのコミュニケーションの駆使によることであるといった内容として書かれてある。 また、今の若者を如何に引きとめコミットメントを高めるかという内容についても具体的にケースを説明しながら述べている。 特にコミットメントについての洞察は深い内容があり、考えさせられる。
また最終的には変革を成功させるためには、リーダーがどのように組織文化を変えなくてはいけないかという具体的な方法論も述べてありこれに対するケースも具体的で説得力がある。
一見、本の内容や題名だけを見てしまうとインターネット関連系の会社以外には必要ない本のように見えるが、日本のすべての企業が読むに値する本である。IBMやGEなどの強力な企業を創りたいならばこの本に書いてある内容は避けては通れないと思う。
日本企業も本書にあるインターネットコミュニティーの可能性を導入しながら、高橋俊介氏が語るような組織改革をなせば最先端の企業文化組織を一石二鳥で形成できると感じさせられた本であった。
2500円はお買い得!
ずっしり厚い本で最初は戸惑ったが、どんどん引き込まれていった。いわゆるハーバードの教科書的な本とは全く違っていて、インターネット先進国の事情が詳しく描かれ、ネットビジネスを担う若者の姿が生き生きと捉えられており、読んでいてとても楽しかった。日本人にとっては、ネットビジネス志望の「ワナドット」企業に関するアドバイスが参考なる。この一冊を読めば、だれでも事情通になれる。
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